今回分析するのは、”次世代国民的バンド” Official髭男dism !!
Official髭男dism は藤原聡(Vo.&Key.)をメインコンポーザーに置く、4人組ピアノPOPバンドです。
Official髭男dism の楽曲 (サビ)コード進行一覧
タイトル | サビ |
---|---|
Pretender | I-(V-III7)-VIm-(Vm-I) |
宿命 | I-V#dim-VIm7-VI# |
115万キロのフィルム | I-I-VIIm7♭5-III7 |
イエスタデイ | 王道 |
ノーダウト | VIm-II7-V-I |
ビンテージ | I-V-IV-III7 |
Stand By You | 王道 |
異端なスター | I-I7-IV-IVm |
コーヒーとシロップ | IV-V-(IIm-III)-VIm |
Sweet Tweet | 2536 |
ゼロのままでいられたら | IV-V/IV-(IIIm7-III7)-VIm |
LADY | 4433 |
バッドフォーミー | 王道 |
犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう! | I-IIIm7-III7-VIm |
What’s Going On? | 4455 |
恋の前ならえ | I-I7-IV-III |
FIRE GROUND | VIm-II-(IV-V)-VI |
愛なんだが... | 王道☆ |
ESCAPADE | I-III-VIm-(Vm-I) |
Tell Me Baby | VI/II-VI/V-IIIm-(VIsus4-VI) |
Driver | I-III-Vm-VI |
ブラザーズ | 2536 |
Amazing | VIm-II7-V-(I-III7) |
黄色い車 | 1346 |
青色のものは、王道進行(IV-V-IIIm-VIm) を代表とする、「IV-V-」 というコード進行、
緑色のものは、カノン進行(I-V-VIm-IIIm)やレリビ進行(I-V-VIm-IV)のような「I-V-VIm-」というコード進行です。
※王道☆:IV - V/IV - IIIm - VIm
※小室:VIm - IV - V - I
Official髭男dismの楽曲の特徴
Official髭男dism の楽曲は比較的王道進行が多いものの、他のアーティストでは頻出している「IV - V - VIm - 」や「IV - V - I - 」といった進行が表れません。
そして1番の特徴としては、ノンダイアトニックコードがかなり頻繁に表れるところでしょう(上記コード進行一覧赤字のコード)。
また、カノン進行は極めて少なく、ノンダイアトニックコードを用いて少し捻っているため「I - V - VIm - IIIm」の様なストレートなカノン進行は一切出てきませんでした。
藤原さんは高校時代、部活でブラックミュージックのバンドとメタルのバンドを掛け持ちしていたそうですが、現在の音楽生としてはブラックミュージックの色が濃く出ている感じですかね。(一部の曲ではメタル的なアプローチも見られますが)
どちらにせよ”ヒゲダンらしさ”をしっかり保ちつつ、様々なジャンルのエッセンスをミックスするのがすごくうまいバンドだと思います。
さいごに
今後、この『コード進行データベース』シリーズは、どんどん更新していきたいと思っています。もし、「このアーティストを紹介してほしい!」といった要望があれば是非コメントをお願いします。できる限りですが、対応します!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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